開催中止となった「KAGUメッセ」に代わる展示イベント「ファニチャーアンドスキルズシズオカ」有志30社が参加して開幕 静岡市

静岡県内の家具メーカーの見本市として恒例だった「KAGUメッセ」が今年は中止となり、新たに有志による イベントが開かれました。
きょうから静岡市で始まった「ファニチャーアンドスキルズシズオカ」。
コロナ禍などの影響で出展社が減少し恒例だった「シズオカKAGUメッセ」が中止となったことを受け、静岡県内の家具メーカーなど有志が企画した展示会です。
家具メーカーや木工業者などおよそ30社が参加し、浜松の企業によるピアノ用の椅子や、廃材を利用したユニークな雑貨など多彩な木造製品が並びました。
中にはこんなものも・・・。
坂井剣一郎記者:
「こちらのネクタイ、なんと木で作られていて実際に着用することもできるんです」
木で作られたネクタイ。
静岡県内のメーカーが塗料を担当しています。
ライフスタイルの変化から家具の数は減る傾向にあるということですが、そんな中でも関係者は自分たちの力を見つめ直し、モノづくりに励んでいます。
FASS副実行委員長 石川智規さん:
「どういうものが作れるかのスキルを見る場所。自分ができない技術でもあの人ならできる。それを皆知ってもらう展示会にしようとしている」
展示会は5日と6日が関係者の商談日、7日が一般販売日となってます。