都議選で自民大敗…第1党は都民ファーストに 国民民主は大躍進 静岡県の与野党に聞く参院選への影響
平成以降、最も多い295人の候補者が127議席を奪い合った都議選。参院選の前哨戦として、各党とも党首・幹部が次々と応援入り、国政選挙さながらの様相に。
平成以降、最も多い295人の候補者が127議席を奪い合った都議選。参院選の前哨戦として、各党とも党首・幹部が次々と応援入り、国政選挙さながらの様相に。
選挙結果は都民ファースト32議席を獲得し都議会第1党に返り咲き。一方で、第1党だった自民党は告示前の30議席から大幅に減らし、過去最低の22議席にとどまりました。公明党も1993年から続いた、「全員当選」が崩れ、議席数を減らしています。これまで議席がなかった国民民主党は目標の5議席を大きく上回る、9議席を獲得しました。参政党も都議会で初めて、議席を獲得ています。
今回の結果、静岡県内の与野党はどのように受け止めているのでしょうか。

立憲民主党県連 源馬謙太郎代表
立憲民主党県連 源馬謙太郎代表:「我々立憲民主党は20人の候補者を立て、17人が当選しました。8割5分の勝率で勝てる。この状況をしっかり参議院選挙につなげて、参議院でも与党過半数割れ、改選過半数割れに追い込んでいく」

国民民主党県連 田中健会長
国民民主党県連 田中健会長:「私たち国民民主党は18人の公認候補を出して9人(が当選)。半数ですが、今までが0だったということで、新たな第一歩を踏み出せたと思っています」

一方で、自民党県連は…。
自民党 鈴木澄美幹事長:「大変厳しい結果だと受け止めています。東京は無党派層が非常に多いという中で、国政の動向を非常に意識されたのかなと感じています」
Q.報道各社の調査で、自民支持層の自民離れが顕著との報道もあるが
A.「私たちにとっては一番頭の痛いところだと思っています」

この週末、ANNが実施した世論調査では、参院選の比例代表の投票先として、自民党が22%でトップに。立憲民主党が10.7%、国民民主党が7.5%、れいわ新選組が5.1%となっています。
