静岡市のホームセンター「ジャンボエンチョー」でも始まった備蓄米の販売…ところが整理券は午前８時すぎに売り切れ…

堀優奈アナウンサー
「静岡市内のホームセンターでも、きょうから備蓄米が販売される。現在、午前８時すぎ、午前9時の整理券配布を前に予定人数に達し配布が打ち切られた。多くの人が並んでいる」

　オープンまで、１時間半以上あるにも関わらず、店の外には長い行列。

　静岡県内に２０店舗を展開する、ホームセンターの「ジャンボエンチョー」でも、２７日から備蓄米の販売が始まりました。

　２０２２年産の古古米で、初日は全店舗あわせて１６００袋を用意。

　価格は税込み１９４４円、静岡店では８０袋限定での販売です。

午前７時から並ぶ客(６０代・親子３世代で同居)
「やっぱりコメの減り方が多い(早い)。他の物も高騰している中で、(安く手に入るのは)大きい」

午前７時半から並ぶ客(３０代・実家暮らし)
「母から行けと言われたので(笑)。とりあえず買えることになったので一安心」

　先頭近くにいた、こちらの男性は…。

午前４時から並ぶ客（８０代)
「(先頭の客は)午前２時半から、僕は午前4時から。もう３時前から目開いてたもん」

　どうしても備蓄米を手に入れたい理由が…。

午前４時から並ぶ客(８０代)
「何て言ったらいいかな…(急に涙ぐむ)。笑顔が見たい。家内のね。笑顔が見たい。(泣いてよく聞こえない)そいだもんで来たんだけど…」

　備蓄米を買い求める理由は、人それぞれ…。

スタッフ　午前８時半ごろ
「ごめんなさい。本日の整理券、終了しました」

　しかし、その後も備蓄米を求める客が絶えません。

スタッフと列に並ぼうとする客

スタッフ「申し訳ございません、売り切れです」

客「・・・・・(黙って引き返す)」

スタッフと列に並ぼうとする客

スタッフ「ごめんなさい…」

客「えっ！？終わり！？」

スタッフ「終了しちゃいました。申し訳ありません」

堀優奈アナウンサー
「午前９時半です。整理券を受け取った客が続々と店内に入っていく」

　続々と手に渡る備蓄米。

　エンチョーでは、来週月曜にも備蓄米を販売する予定だということです。

ジャンボエンチョー静岡店 杉山良店長
「一人でも多くの客にお米が販売できるようにと、取り扱いアイテムを精査しながら仕入れをした。３０日に向けて、また販売する準備を進めたい」