週末静岡県内各地のスーパーやコンビニエンスストアで備蓄米の販売が…はやり開店即完売 【速報】5キロ当たりの米の平均販売価格が3920円に

全国で流通が始まっている「備蓄米」。週末、静岡県内でも各地で販売が行われました。
木村秀平ディレクター
「静岡市内のスーパーです。開店1時間半前なんですが、店頭には備蓄米を求めて非常に長い行列ができています」
朝から店を埋め尽くすほどの人たちが…。
この週末も、静岡県内で続々と5キロ2000円の備蓄米が販売されました。
行列の先頭付近に並ぶ人 (静岡市民80代)
「(来たのは)朝3時40分。そうじゃないと買えないと思ったから」
行列に並ぶ人 (静岡市民70代)
「朝5時ぐらい、来たのは。自分も買ってみたいなと」
この日、初めて備蓄米を販売したのは、「エスポット」などを展開するマキヤグループ。
静岡県内の「エスポット」4店舗で合計2243袋を用意。
2022年産の「古古米」が、5キロ税込み1911円での販売です。
こちらの店舗では当初600袋の販売予定でしたが、あまりの混雑ぶりに、急きょ他店から在庫を回し、100袋を追加することに…。
そして…。
店員:
「ではオープンいたします。よろしくお願いいたします。いらっしゃいませー!ありがとうございまーす!」
次から次へと手渡され、店内はあっという間にお米を抱えた人たちでいっぱいに…。
購入した人(静岡市民 30代)
「 (レシート見せながら)すごく安くてよかった、助かります
(銘柄米とは)1000円~1500円違うからうれしい。」
購入した人 (女性2人組)
「本当に安心した。本当に高いのでこの物価高で。」
「しばらくお米がなくてパックご飯で済ませていたのでちゃんときょうは炊く」
700袋用意された備蓄米は、午前11時過ぎには完売。
マキヤグループでは今後も準備ができ次第、順次販売を予定しています。

川崎豊記者:
「静岡県内のファミリーマートでも備蓄米の販売が始まりました。ひと店舗の割り当ては5袋ということです」
ファミリーマートでは、22日から静岡県内での販売をスタート。
2021年産の「古古古米」をスーパーよりも少量の1キロで、価格は388円です。
静岡市にある、こちらの店舗には5袋が並びました。
川崎豊記者
「10時を過ぎて、さっそくお客さんが1人来られて、備蓄米を購入されました」
購入者(市内在住)
「ここまで安いお米を買えることはなくて、どこで売ってるのかなっていつも思っていたので良かったです」
事前の告知はなかったものの5袋は30分で完売しました。
ファミリーマート オペレーション部 営業業務グループ 上村直司 マネージャー
「今回はとにかく全国にいち早くお届けするところを優先し、一店舗あたりの配架数は限りがありますが、少しでも多くのお客様に手に取っていただきたいと思っております」
次回の販売は未定ですが、県内のファミリーマートでは1店舗あたり50袋ほどを確保しているということです。

速報です。先ほど発表された全国の5キロ当たりの米の平均販売価格は3920円となりました。
前の週と比べて256円安くなっています。
3000円台になるのはおよそ3カ月ぶりです。
