相変わらず大人気の備蓄米 コメの価格の高止まりが続く中あえて「ごはん食べ放題」を貫く店舗は…

3000円台となった全国のコメの平均価格。依然高止まりが続く中、ご飯の食べ放題を売りに県内で出店を拡大する飲食店があります。
堀優奈アナウンサー
「浜松市のMEGAドンキホーテです、開店1時間半前ですが、備蓄米を求めて長い行列ができています」
これだけの人が集まるということは、それだけの需要があるということです。
Q.先頭ですが何時ごろに並ばれたんですか?
先頭に並んだ人(浜松市民40代)
「午前3時に来ました」
Q.いすも用意されている
「持っていきなと奥さんが持たせてくれました。助かりました。奥さんに感謝しないとですね」
70代・浜松市民
「待ちに待ったというところですね。今までパンばかり食べてた」
ドン・キホーテが販売するのは2022年産の「古古米」。
価格は5キロ税込みで2139円。
24日はおよそ270袋が用意されました。
堀優奈アナウンサー
「午前8時、開店と同時に整理券を受け取ったお客さんが続々と店内に入っていきます」
販売が始まり、次から次へと手渡されていく備蓄米。
「ドン・キホーテ」の運営会社は、1万5000トンの古古米を調達していて、グループ企業の「アピタ」、「ピアゴ」を含め、静岡県内の店舗でも順次販売していく方針です。
購入客 浜松市民 30代女性 子ども1歳を抱えながら
「ずっと欲しかったのですごくうれしいです」
静岡県内でも徐々に販売が広がっているとはいえ、様々な人に広く購入機会が確保されているとは言いにくい状況でもあります。
「感動の肉と米」
嶋田光希アナウンサー
「お米やおかずが食べ放題の「感動の肉と米」オープン前ですが、会談に沿って30人ほどがずらっと列を作っています」
目の前で焼いてくれる、ステーキやハンバーグ。
1000円以下で食べられるお得なメニュー。
その全てについているのが、ご飯とおかず、おかわりし放題のサービスです。
静岡市民50代 男性
「このご時世、助かります」
コメ価格が高騰する中、消費者の心をつかんでいる「感動の肉と米」。
23日新たに、静岡市内に店舗がオープンしました。
家では“コメ控え”をしている人も、遠慮は不要です。
Q.今、何杯目ですかごはん
静岡市民30代 男
「今4杯目です。5杯は食べる」
Q.このお米が高い時代に…
「もう元は取ったかなって」
焼肉のあみやき亭グループが展開する「感動の肉と米」。
一括で大量に仕入れることで価格を抑え、店内でのおかわりをセルフサービスにすることなどで人件費も抑え、食べ放題サービスを提供しているといいます。
「感動の肉と米」 営業マネージャー 大口奈美さん
「笑顔いっぱいになって、お腹いっぱいになって帰っていただく。そんな気持ちで炊いている」
去年7月に始まった“令和の米騒動”。
コメ価格が高止まりする中、2025年に入って静岡県内では、2カ月ごとに新たな店をオープン。
2月に島田店、4月に沼津店と、静岡県内各地に店舗を増やし、6店舗となりました。
今後も1000円以下で、ごはんとおかず食べ放題のスタイルは貫き、出店を拡大していきたいと話します。
「感動の肉と米 」営業マネージャー 大口奈美さん
「何か(コスト)カットできるものは無いかと、常に模索しながら考えております。」
