参院選静岡選挙区は国民民主党の榛葉賀津也氏と自民党の牧野京夫氏が当選

参議院議員選挙は２０日投開票され、静岡選挙区は国民民主党の榛葉賀津也さんと自民党の牧野京夫さんが当選しました。

　改選２議席の静岡選挙区では、国民民主党・現職の榛葉賀津也さんが７５万票余りを獲得し５度目の当選。

　自民党・現職の牧野京夫さんは４２万票余りで４度目の当選を果たした。

　新人の５人はいずれも及びませんでした。

　党の幹事長を務める榛葉さんは選挙中は地元を空けることがほとんどでしたが、高い知名度を生かしＳＮＳなどでも支持を広げました。

国民民主党・現　榛葉賀津也さん
「２４年間ずっとどんな時も私を支えてくださった後援会の皆さんがずっと寄り添っていただいて、本当に感謝の気持ちで　いっぱいの選挙でした。我々は２４年前の当選した原点に返って政治をやるべきだと思います」

「バンザイ」

　苦しい戦いを強いられた牧野さんですが、なんとか議席を守りました。

自民党・現牧野京夫さん
「本当に皆さんのお陰でこの厳しい戦いを勝ち抜くことができた。長い政権運営の中である意味たまってしまった既成概念が国民の皆さんから信頼を失った」

　一夜明けて牧野さんは静岡市・葵区の事務所で選挙結果を確認。

　与党が過半数割れしたことに、党内から石破総理に対する厳しい声が出ていると話しました。

自民党・現牧野京夫さん
「さすがにちょっと一方的に続けるとか、続けないとか、そういう話にはならないような気がします。やっぱりこれは大所高所から役員の皆さんがまずは話をして、その上で方向性を決めていくべきじゃないかなと思います」

　一方、参政党・新人の松下友樹さんは及びませんでしたが善戦しました。

参政党・新松下友樹さん
「様々な要因で国民の方を向いていない政治が行われている。それに対する我々への期待の表れが、今回の選挙結果になったと思っています」

　　投票率は５９.５１％で前回を上回りました。