新県立中央図書館の財源不足問題で教育長に再発防止策の策定を申し入れ 静岡県議会文教警察委員会

「新県立中央図書館」の財源不足問題を巡り継続調査をしている静岡県議会の委員会は、教育長へ再発防止の申し入れを行うことを決めました。
国の交付金、およそ100億円の減額で新たな県立図書館建設計画が財源不足に陥った問題では、静岡県の説明が不十分だとして県議会の委員会で継続調査が行われています。
22日の委員会冒頭では…。
水口秀樹前教育部長
「管理監督者、そして事務上の判断者として教育部長であった私の責任は大きく、重ねておわび申し上げます。申し訳ございませんでした」
委員会から出席を求められていた水口秀樹前教育部長が初めて謝罪し、国交省とのメールのやりとりの記録などを示しました。
その後、非公開で行われた議員協議では、こうした結果の責任を問う声が多く上がり、教育長に対して再発防止策をつくること、教育委員会に更なる調査を求めることを盛り込んだ申し入れを行うことが決まりました。
文教警察委員会 市川秀之委員長
「再発防止を含めてしっかり分かるように説明してほしい」
継続調査は今回で一旦終了します。