田久保市長「続投会見」での発言を訂正しHPに掲載へ 幹部職員「市長と職員には計り知れない溝がある」 静岡・伊東市 

 静岡県伊東市の田久保真紀市長が7月31日の続投会見で、「新図書館計画とメガソーラー事業は水面下で激しく動いている」と発言したことについて、発言を訂正する文書が市のホームページで公表されることが決まりました。

 田久保市長は会見で、新図書館建設計画の中止、伊豆高原メガソーラー事業の白紙撤回などを挙げ、「公約を実現する」と続投を表明しています。その上で2つの事業は「水面下で激しく動いている」などと話していました。しかし、2つの事業はともに事実上ストップしていることから、8日午前に行われた市の政策会議で、幹部職員らが市長の発言を正し、市長が発言を訂正する文書や、事業の現状についての市の見解を公表することが決まりました。

 取材に応じた市の幹部職員は、2つの事業は続投の理由にならないとしたうえで。

伊東市建設部 髙田郁雄部長:「市長と職員の間には計り知れない溝があると考えている。(田久保市長は)色々な発言をされているが、首長の発言は重いものだと感じている」

 市役所には苦情電話のほかにも、2つの事業の経緯や進捗状況を問う電話が相次いでいるということです。

田久保市長
田久保市長