田久保市長の「辞職発言撤回」の理由に市幹部も疑問符 「続投の理由にならない」「不誠実…」 静岡・伊東市
静岡・伊東市 田久保真紀市長:「メガソーラー計画も、新図書館建設計画も、水面下で激しく動いております」
7月31日の「辞職撤回会見」で、このように述べた田久保真紀市長。市長を続ける理由として、メガソーラー計画と新図書館建設計画の中止を上げました。しかし、この2つの事業ともに、すでに事実上止まっているとして、市の幹部から疑問符が出ました。
伊東市 髙田郁雄建設部長:「今メガソーラーと言いますと、河川占用など裁判が続いております。(市長に聞いたら)市長いわく、そのことを言っているんだという回答でした」
Q.すでに動きが止まっているものを『私がいないと止められないから辞められない』と?
A.「報道にもあるように、そのようなことはないと私は思っています」
Q.そういうのを理由にするのは?
A.「その辺はやっぱり…、ちょっとこう…、不誠実なところがあるのかなとは感じます」
伊東市 西川豪紀教育部長:「新図書館建設事業も水面下で激しく動いているというような記者会見の発言があったので、その真意を問いつつ、そこはそういうことはないですよねと確認を取りつつ、(市長が)やはり訂正するとおっしゃっていましたので、やはり結論から申しますと、続投の理由には当たらないのではないかと個人的には考えています」
伊東市 髙田郁雄建設部長:「議会もそうですけど、市長と職員との間には計り知れない溝があると考えております」
