田久保市長百条委員会への出頭について弁護士の同席を申請 辞職を求める市民の動き広がる 静岡・伊東市

辞職を求める動きは、広がりを見せています。
12日から街頭での署名活動を始めたのは、「伊東市女性の会」のメンバーです。
伊東市女性の会 鈴木洋子さん
「我慢も限界と思って、仲間と相談して何とか辞めてもらわないと伊東市が停滞するから」
Q.署名してくれる人は結構多いですか?
「そうですね。地元の人に今の市長さん困りますよねと言ったら「そうです、そうです」と言って喜んで署名してくれるのでだいぶ署名が集まりました」
元市議の男性が進める署名と合わせて、8月中に市長に提出したい考えです。
伊東市女性の会 鈴木洋子さん
「みんなが応援してくれてるからやりますと言っているが、この街中では応援している人はいない。無責任というか嘘を平気で言うことが子どもたちにも良くない。ですから、とにかく変わってもらいたい。それだけで一生懸命やっています」
辞職を訴える動きは、伊東市役所の前でも…。
抗議活動をした伊東市民
「誰かが王様は裸だって言わなきゃいけないと思って、立つようにしました」
きょう抗議活動を行った理由…。
抗議活動をした伊東市民
「あすが百条委員会の呼び出しの日なので出ないなんて選択はありえないと思っている」

田久保市長を刑事告発した 山口喜廣さん
先週金曜に締め切りを迎えた、卒業証書とされるものの提出を再び拒否した田久保市長。
自らの出頭には一転して応じる姿勢で、12日までに議会事務局に対して弁護士の同席を申請したということです。
そんな中、田久保市長が自らのSNSに投稿したのが、LINEとみられるメッセージのやり取りを添付した、こちらの投稿。
田久保市長は「現在公開できる情報01(ゼロイチ)」としていますが、これが何の事実を示したものなのか、どういった意図があるのかは読み取ることが難しい状況です。
伊東市 田久保真紀市長
Q.SNSで事実関係を発信しているがどういった意味合いがある?
「・・・」
この投稿について、きょう番組が取材したのが…。
田久保市長を刑事告発した 山口喜廣さん
「あのLINEは私ですね。これ以上プライベートのことを書かれるようなことがあれば、やはりそれは考えた方がいいのではないですかという意図で送りました。会っていろいろと話をしたいというのが私の一番の思いでした」
こう話すのは、伊東市内で建設会社を営む男性です。
田久保市長とは当選前から付き合いがあり、当初は伊東市の将来について話し合う関係だったと言いますが、学歴詐称疑惑を受けて、公職選挙法違反で刑事告発した張本人でもあります。
田久保市長を刑事告発した 山口喜廣さん
「LINEを出すというやり方は、非常に僕は良くないと思っているし、市長の前に一個人として、私はあり得ないんじゃないかと思っている」
Q.刑事告発の腹いせという感じも?
「刑事告発の腹いせと言っても刑事告発される要因を作っているのは自分ですからね」
山口さんは「私を副市長にどうですか」とのメッセージについては、5月下旬に田久保市長の支持者から副市長の打診があったことを明かした上で、自分が副市長になりたいという趣旨ではないと説明しました。
田久保市長を刑事告発した 山口喜廣さん
「私の変な悪口を言うと、例えばあなたと私がやり取りしたスクリーンショットを出しますよというような皆さんに対しての脅しにも聞こえるような話なのか私は分かりませんけど。やはり今、自ら市民の声は本当は何なんだというのを改めて聞いてほしいと思う」
