聖隷クリストファー2回戦まであと3日 2年生エース高部を支えるキャッチャー武智遥士選手の存在
3日後に夏の甲子園2回戦を戦う静岡代表・聖隷クリストファー。エース高部投手の好調の要因の1つは信頼する先輩キャッチャー の存在です。
能地優アナウンサー
「2回戦まであと3日。聖隷は、高部選手がマウンドに上がって実戦練習を行っています。」
神戸市内の球場で調整を行う聖隷。
高部投手は、実戦形式の練習でバッター相手に投げ込み汗を流しました。
ブルペンでも40球ほど投げ込み、12日は変化球を中心に確認をしたそうです。
高部 陸 投手(2年)
「カーブがうまく使えるようになってきたので(試合で)活かしていきたいなという風に思っています。」
甲子園1回戦、エース高部投手を支えたのは、キャッチャーの武智選手です。
高部 陸 投手(2年)
「自分のことだけではなくてチームのことも考えてくれて自分のことを引っ張ってくれる存在です。」
武智 遥士 選手(3年)
「信頼できる。ピンチでも抑えるとこだったり
普段の私生活から信頼できるピッチャーだと思います。」
信頼関係が垣間見えた聖隷バッテリー。
甲子園1回戦ではー。

1回戦では
高部 陸 投手(2年)
「変化球のサインが出ていて自分は首を振って最後にストレートでいきました。」
武智 遥士 選手(3年)
「ピッチャーが自信もって投げてこれるならそのボールを信じて投げさせるだけなので。高部を信頼して投げさせてあげたいなと思います。」
先輩の武智選手が一歩引いてエースを引き立てます。
試合中にはバッテリーの熱さを感じるシーンも。
9回ウラ アウトカウントあと一つで勝利の場面。
レフト前にはじき返され2アウト3・1塁とピンチを背負い迎えます。
熱い瞬間は、そのマウンドでー
この時のことを2人はー
武智 遥士 選手(3年)
「ピッチャーが不安にならないように”絶対大丈夫だ!自信もって投げてこい!”“お前ならできる!って声をかけてあげました。」
高部 陸 投手(2年)
「自分がピンチで焦っている部分もあったんですけど、
武智さんのミットを見て思いっきり投げていこうという風に思いました。」

2回戦へ
そして3日後に迫った2回戦へ意気込みを語りました。
高部 陸 投手(2年)
「次の試合では自分がチームにいい雰囲気をもってこれるように
自分が頑張りたいと思います。」
武智 遥士 選手(3年)
「次の試合では高部(投手)を引っ張っていけるよう勝利をもたらしたいと思います」
