防犯上の理由から「田久保市長と語る会」中止に…市長の「殺害予告」届く 静岡・伊東市 

 ”学歴詐称“疑惑が取りざたされている静岡県伊東市の田久保真紀市長が辞職撤回したことで、来週から予定されていた「田久保市長と語る会」の開催の中止が決まりました。

 「田久保市長と語る会」は地域の身近な課題や田久保市政に期待することをテーマに、各地区の区長らをはじめ、市民を対象に6月26日から実施され、これまでに4地区で開かれました。「市民ファースト」を掲げていた田久保市長にとっては、世論の動向を正しく把握し市政に反映させる絶好の場でした。

 しかし、8月上旬、市長の殺害予告が届いたため、市の担当課は市民にも危険が及ぶ可能性があるとして、田久保市長や区長と協議した結果、不特定多数が集まる会場で安全面や防犯上の理由から、25日以降予定されていた8地区での中止を決定。当初、15地区で実施する予定でしたが、4地区のみに留まり再開のめどは未定だと言う事です。7月に予定されていた3地区での「語る会」は、田久保市長の「辞職表明」を受けてすでに中止になっていました。

防犯上の理由から「田久保市長と語る会」中止に…市長の「殺害予告」届く 静岡・伊東市