静岡市の新しいサッカースタジアム計画 鈴木知事は民間の活用をポイントに

老朽化が進み、アクセスにも課題がある、清水エスパルスのホーム、「IAIスタジアム日本平」。
代わりとなる新しいスタジアムの最有力候補地となっているのがJR清水駅の目の前に広がる、およそ14ヘクタールの製油所跡地です。
Q.清水駅前での新スタジアム整備計画について知事の所感や評価は?
鈴木康友知事
「駅前に大きな集客施設ができることは、まちづくりの観点、まちの活性化でも、他自治体の例を見るまでもなく、大変効果のあることだと思っている。ただ、今非常に建設コスト等が上昇する中で、これからどのように開発していくかという開発手法も含めて、そこはしっかり静岡市で検討されると思うが、基本的な部分では私は良いと思う」
鈴木知事は、清水駅前に新しいサッカースタジアムを建設する計画を前向きに評価しました。
静岡市長は
静岡市 難波喬司市長 18日
「清水の場合、こちらの新スタジアムの参考になるのは広島のスタジアムだと思います」
おととし完成した広島のスタジアム「エディオンピースウイング」。
総事業費286億円のうち、国の補助金や企業と個人からの寄付金がおよそ6割で、広島県と市の負担はおよそ80億円です。
静岡市 難波喬司市長
「はっきり申しまして、やはり上手におやりになりましたねということだと思います」
難波市長は官民連携で建設を進めたい考えです。

費用負担の在り方について知事は
費用負担のあり方について、鈴木知事にも聞きました。
Q.県の費用負担について知事の考えは
鈴木康友知事
「今のところ考えていないが、今後は民間投資をいかに呼び込んで、後々の運営も含めて、民間の力と知恵を活用していくというのがこれからのあり方ではないかと思う」
