静岡県立朝霧野外活動センターの浴槽から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出 富士宮市

 静岡県富士宮市にある県立朝霧野外活動センターの浴槽から、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されました。これまでに体調不良を訴えている人はいないということです。

 県によりますと、8月19日、県立朝霧野外活動センターで年に2回行われる水質検査が行われたところ、男性用風呂の浴槽から国の基準値の2倍となるレジオネラ属菌が検出されました。このため、結果が出た9月2日から浴槽の使用を中止し、掃除や消毒を行いました。

 4日に再度検査をする予定で、基準値を超えなければ使用を再開する方針です。結果が出るまではシャワーのみ使用できるということです。

 また、8月19日から9月2日までに浴槽を利用したのは、幼稚園児やスポーツ団体客など6団体373人で、これまでに体調不良を訴えている人はいません。

 レジオネラ属菌は感染すると高熱や肺炎を引き起こす可能性があり、最悪の場合死に至る恐れもあるということです。

静岡県庁
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