400年前から継承される国の重要無形文化財「徳山の盆踊」を奉納 静岡・川根本町

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静岡県川根本町ではおよそ400年前から継承される「徳山の盆踊」が行われました。

 「徳山の盆踊」は毎年8月15日に、川根本町徳山にある浅間神社の例祭にあわせ奉納される民俗芸能です。

 神社の境内では長い角を持つ鹿頭をつけた牡鹿役を先頭に、2人の牝鹿役などがおはやしのリズムに合わせ、飛び跳ねるように踊る「鹿ん舞」。

 そして浴衣姿の上に舞子風のだらりの帯をしめた娘たちが小唄に合わせて舞う「ヒーヤイ」も披露され、訪れた観光客を喜ばせていました。

 「徳山の盆踊」は国の重要無形民俗文化財に指定され、おととし11月には「徳山の盆踊」を含む「風流踊(ふりゅうおどり)」がユネスコ無形文化遺産に登録されています。