仁科喜世志町長が自身の給料を減らす条例案を提出 元幹部が特定の町議に差別的な対応を取るよう資料を配る 静岡・函南町

静岡県函南町の元幹部が、特定の町議に差別的な対応を取るよう資料を配ったとして、仁科喜世志町長は自身の給料を減らす条例案を提出しました。
函南町の元幹部は議会対応の勉強会で、職員に対し具体的な会派名を挙げて「粗雑で構わない」と差別的な対応を取るよう促す資料を配布ました。町議からの指摘で発覚し、元幹部は6月末で退職しています。
●函南町 仁科喜世志町長:
「職員が不適切な資料を使用して、議会対応勉強会を実施したことに対する任命権者の責任として、給料を減額するため本条例を制定するものであります」
勉強会や資料については「知りえなかった」としていますが、元幹部の任命責任を取り自らを半年間、減給10分の1とする条例案を提出しました。条例案は委員会で審議され10月8日に本会議で採決されます。