静岡県が県と市や町の財政について「財政の健全化が求められる早期健全化基準を超えた自治体はない」と発表

 静岡県は、県と市や町の財政について、財政の健全化が求められる早期健全化基準を超えた自治体はなく、健全な状況だと発表しました。

 県によりますと、2024年度決算において、一般財源に対する借金返済額の割合を示す県の実質公債費比率は14.3%で、早期健全化基準の25%を下回りました。(前年度比+0.7ポイント)35の市や町でも基準を超えた自治体はなく、健全性を維持しています。

 将来的な財政負担を示す県の将来負担比率は234.1%で、早期健全化基準の400%を下回りました。(前年度比-1.3ポイント)

 自治体別では、湖西市が68.6%と最も高くなりましたが、いずれも基準の350%(県と政令市は400%)を大きく下回る結果となり、健全な状況でした。

静岡県が県と市や町の財政について「財政の健全化が求められる早期健全化基準を超えた自治体はない」と発表