静岡県が甚大な被害をもたらした台風15号の復旧支援などのため16億円あまりの補正予算案を追加で提出すると発表

静岡県は牧之原市を中心に甚大な被害をもたらした台風15号を受け、復旧支援など一般会計で16億円あまりの補正予算案を県議会に追加で提出すると発表しました。
県内では激しい雨や竜巻で1200軒余りの住宅が損壊し、1500軒以上が浸水した台風15号。補正予算案ではこの被害を受け、一般会計で16億900万円を計上しています。
災害救助法が適用される牧之原市を含む10市町で、応急仮設住宅を提供するほか、住宅被害を受けた世帯を対象とした生活再建のための支援に4億7100万円を盛り込みました。
また、牧之原市から吉田町にかけて国内最大級の竜巻が発生したこともあり、県内ではビニールハウス231棟が損壊。こうした農業施設の修繕費として、11億1800万円が充てられました。
追加の補正予算案は26日の県議会9月定例会で提出されます。