リニア工事の発生土を南アルプスの藤島に置く場合盛土規制法に基づいて許可を判断 静岡市

リニア工事の発生土を南アルプスの藤島に置く場合、静岡市は盛土規制法に基づいて許可の判断をする見方を示しました。
リニア工事に伴う発生土を巡っては、自然由来の有害物質を含む「要対策土」を南アルプスの藤島に置く計画があります。
藤島の置き場について静岡県は8月、国の見解を踏まえ静岡県盛土規制条例で規制されない「適用除外」になり得ると判断しました。
これに対し静岡市は20日の協議会で「条例の解釈権のない静岡市は論ずる立場にない」と説明。
その上で「盛り土の安定性の観点では、市が盛土規制法に基づいた許可の判断を行う」という見解を示しました。
難波喬司市長
「盛り土の安定性については、どちらかというと静岡市が主体となってしっかりやっていく」