市立病院で看護補助者として働く2人のインドネシア人 しっかり働き夢は介護福祉士 静岡・菊川市

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静岡県菊川市の市立病院にインドネシア出身の2人の看護補助者が採用されました。慣れない環境の中で前向きに仕事をしています。

「おはようございます」

 9月8日から菊川市立総合病院で働いているのは、インドネシア国籍のハジャルさんとテシャさんです。

 2人は、人手が足りない一部の職業に限って外国人が日本で仕事をすることを認める厚生労働省の特定技能「介護」制度を利用して来日。

 この病院で採用されました。

 静岡県内の自治体が直接運営する病院では初めての取り組みです。

Q日本に来るきっかけは?

ハジャルさん
「子どもの頃から日本に興味があって、仕事と生活がしたかった。」

テシャさん
「働くことで日本語を勉強しながら日本の文化に直接触れたい。」

 担当するのはシーツの交換や手すりの消毒・配膳などです。

Q仕事は慣れましたか?

ハジャルさん
「だんだん慣れました。日本語の会話がまだ大変ですが皆さんが優しいので毎日楽しい。」

ハジャルさんの先輩 酒井美穂さん
「しっかり受け答えをしてくれて、人並以上に働いてくれるので助かっている」

そろって昼食

 午前の仕事が終わって2人そろって昼食。

 メニューは故郷のインドネシア料理の手作り弁当です。

Q仕事大変じゃないですか?

テシャさん
「大変じゃない、大丈夫です。」

Qハジャルさんはテシャさんがいるから大丈夫?

ハジャルさん
「はい」

テシャさん
「私も緊張少し、大丈夫」

ハジャルさん
「一緒にいると大丈夫」

ハジャルさん
ハジャルさん

2人の夢は

 午後、テシャさんは患者が昼起きて夜しっかり眠れるよう、塗り絵やパズルなどに一緒に取り組みました。

テシャさん
「これどこに?これ見て」

 患者と日本語で積極的にコミュニケーションをとっています。

テシャさんが働く病棟の看護師長 菅沼友美さん
「一人でできることが多くなってきて、夜勤とか独り立ちそこもスピードを上げても行けると思っている」

 この病院で2人が勤務できる期間は最長5年です。

 2人が描く将来の夢は。

ハジャルさん
「将来は)日本で住みたい。介護福祉士になりたいです。」

テシャさん
「介護福祉士に合格したら両親を日本に呼びたい。」

テシャさん
テシャさん