小中学校の水泳の授業で公営や民間プールの使用を進めていく方針 静岡市教育委員会
静岡市教育委員会は小中学校の水泳の授業で公営や民間プールの使用を進めていく方針を明らかにしました。
静岡市教育委員会 中村百見教育長
「より多くの学校が公営・民営のプールで受け入れて頂けるように、公営・民営プールとの協議や調整を今後も進めていきたい」
静岡市教育委員会によりますと、市内の小中学校のプールの築年数は40年以上が6割を超え、毎年およそ1700万円の修繕費がかかっています。
また暑さなどから水泳授業の実施率は7~8割にとどまっています。
市内では2021年度から公営や民間のプールを使った水泳授業の実証研究が行われ、児童・生徒や教員のアンケートでは肯定的な回答が多かったということです。
こういったことから 教育委員会は2026年度から民間などのプールの使用を進め、次の学習指導要領の改定も視野に新たな水泳授業の検討をしていくということです。
