三島市役所の庁舎移転条例案を可決 6月に一度否決された条例案を再提出し可決 静岡・三島市議会
一度否決された静岡県三島市の市役所庁舎の位置を変える条例案が、26日の市議会に再提出され可決されました。
三島市は老朽化が進む庁舎を別の場所に新築するため、庁舎の位置を変える条例案を6月定例会に提出しましたが、賛成が一票足りず否決されました。
議員からは「説明不足」と指摘が相次いだことから、市は市民説明会などを実施し、理解を求めてきました。
三島市 鈴木昭彦副市長
「議員各位からいただいたご意見等を真摯に踏まえ、市民の皆さまの懸念の解消や認知度の向上などに努めて参りましたことから、改めて上程するものでございます」
市は26日の市議会で同じ条例案を再び提出し、出席議員の3分の2以上の賛成で可決されました。
市は今後、庁舎の構造などを検討し、2031年度の供用開始を目指しています。
三島市 豊岡武士市長
「よくよく考えてご判断していただいた議員にも感謝申し上げる。将来の三島・これからの三島の持続的発展に向かっての扉が開いた」
