代理投票を巡る損害賠償訴訟で和解が成立 視覚障害のある弁護士が意向を確認されることなく補助職員に投票されたとして静岡市を訴えた裁判
代理投票を巡る損害賠償訴訟で和解が成立しました。
視覚障害がある宇佐美達也弁護士は、2024年行われた最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票で、代理投票制度を利用しましたが、意向を確認されることなく補助職員に投票されたとして、静岡市におよそ100万円の損害賠償を求めていました。
今回、裁判所の和解勧告に応じた理由について、宇佐美弁護士は市が制度運用の改善に尽力している点などを挙げ「今回の和解条項が総務省を通して全国の市町村に共有されることを願う」と話しました。

