風通しのよい職場づくりで不祥事を防ぐ 専門の講師を招き管理職を対象にしたコンプライアンス研修を実施 静岡県
風通しのよい職場づくりで不祥事を防ごうと、静岡県は専門の講師を招いて管理職らを対象にしたコンプライアンス研修を行いました。
静岡市で行われた研修には、県や市と町の管理職職員らおよそ250人が参加しました。
台風15号で被害を受けた牧之原市への自衛隊派遣要請を巡る問題など、職員間の連携不足での不祥事を防ごうと、情報の伝達や共有がしやすい職場の環境づくりをテーマに、危機管理の専門家による講義が行われました。
講師大久保和孝さん
「あなたどう思うの?そうか、そういう考え方もあるよね。1回飲み込みます。きちっと共感を求めながらフィードバックしていく。これは非常に重要な要素になっていきます。全ての物事においてきちっと共感を得ていく」
県はこのほか公務員業務に関わるような事業に限り職員の営利企業での兼業を許すなど、職員が仕事にやりがいを持てるような環境づくりを整えることで、不正や不祥事をなくしていきたいとしています。

