レアアースの国産化を目指して 探査船「ちきゅう」が清水港から南鳥島沖へ出航
レアアースの国産化に向けた試験のため探査船「ちきゅう」が12日午前、南鳥島近海を目指し清水港を出航しました。
片山さつき財務大臣
「この重要なレアアース問題を、世界連携で、中国に不適切な行動を改めてもらうためにやるというのは意味があるので」
「レアアースなど重要鉱物に関する会合」に出席するため、11日ワシントンへと出発した、片山財務大臣。
清水港
“脱中国”に向けて、“国産レアアース”への期待が高まる中、12日から、鍵を握るプロジェクトが本格始動しました。
古賀りなアナウンサー
「午前8時55分です。探査船『ちきゅう』が岸壁を少しずつ離れていきます。南鳥島に向けて出港です」
12日朝清水港を出航した、地球深部探査船の「ちきゅう」。
向かったのは、日本最東端の南鳥島です。
静岡からおよそ1900キロ離れた、その周辺の海底には、推定およそ1600万トンもの、大量のレアアースが埋まっているとされています。
「ちきゅう」は数日かけて南鳥島に向かい、水深6000メートルで、「レアアース泥(でい)」を採取する試験を行います。
今回の採掘(さいくつ)が成功すれば、2026年2月から本格的な試験を実施する計画です。
内閣府プログラムディレクター 石井正一さん
「(レアアースの)中国による供給停止が今回また起ころうとしております。しっかりと研究開発をスピードアップしていく必要があるのではないかと思っています」
