「中部電力は速やかに洗いざらい報告してほしい」 原子力規制委の報告徴収命令発出で市長がコメント 静岡・牧之原市
浜岡原発のデータ不正問題で14日、原子力規制委員会が中部電力に対して、報告徴収命令を出すことを決めたことを受け、静岡県牧之原市の杉本基久雄市長は「中部電力は速やかに洗いざらい報告してほしい」とするコメントを発表しました。
牧之原市 杉本基久雄市長コメント
「本日行われた、令和7年度第51回原子力規制委員会で、中部電力株式会社の不正行為に対する今後の対応が議題とされました。この度の中部電力による不適切事案を受けて、原子炉等規制法に基づく報告徴収命令が発出されました。これを受けて、中部電力には、速やかに、また事実関係を洗いざらい報告していただき、合わせて、行政・住民にも誠意ある説明をしていただくよう求めたいと思います。
また、3号炉および4号炉の新規制基準適合性に係る設置変更許可申請については、申請内容を説明するための資料に対する信頼性が損なわれていることから、審査を行うことはできないので、審査会合、ヒアリング、面談等は実施しないという、大変厳しい対応方針が示されました。規制委員会の判断は、妥当であることから、中部電力にはこの度の、原子力規制委員会の対応方針を深刻に受け止め、大いに反省し、根本原因を含めた原因究明、再発防止対策を早急に講じるよう求めます。
また、発電所が存在する限り、地域の安全安心のための対策は、手を止めることなく実施していくことを求めます」
牧之原市は、一部の地区が事前に避難計画を作成する必要がある浜岡原発から5キロ圏内にあり、1万1000人が生活しています。
