【静岡8区】4人が争う激戦区…中道前職に新人3人 浜松市中心部の都市型選挙の行方は
最大の政治決戦とも称される、政権選択の衆議院選挙。静岡県内でも、28日から期日前投票がスタート。選挙戦3日目、候補者の訴えが続きます。県内の小選挙区で、最も都市型の選挙区となるのが静岡8区。浜松市の中心部を舞台に、4人が争う激戦区です。
自民党・新人 稲葉大輔さん
会場いっぱいに、支援者らが集まりました。
自民党 稲葉大輔候補(演説):「1年3カ月前とは全く違う。きょうここにこれだけの皆さんにお集まりいただきました。信なくば立たず。浜松を豊かにするために、責任ある積極財政。みんなでやろうじゃありませんか。いかがですか」
自民党の新人、稲葉大輔さん。前回の衆院選は選挙1カ月前に立候補を表明。比例復活もなりませんでした。
大須賀正孝後援会長:「8区に自民党の政治家がいないと、色々苦労する。何がなんでもこの浜松から、中央から、絶対に何が何でも出さないかん」
28日の決起大会には、片山さつき財務大臣が応援に駆け付けました。
自民党 片山さつき財務大臣(演説):「きょうご来場の皆様に本当にお世話になって20年目、財務大臣兼金融担当大臣兼補助金租税特別措置担当大臣になって4カ月の片山さつきです。小泉さんに言われて天竜川を渡ってここにやって来た、あの2005年頃の税収は40数兆円でした。危機管理の投資と成長投資で経済を大きくして税収が増える。それが去年すでに起きてきて、令和8年度予算案での税収は84兆円なんです」
現職の財務大臣が、高市政権の看板政策の必要性を説きました。
自民党 片山さつき財務大臣(演説):「高市早苗の強い経済を作る、日本列島を強く豊かに路線は、静岡にも浜松にも、県西部にも、ものすごくお得ですから。間違いなくお得ですから。考え方とやり方を変えるんだったら、国民に信を問うのは当たり前であります」
自民党としては何としても奪還したい、静岡8区の議席。片山大臣も、各地の接戦区を中心に応援に回っています。
集会の最後、こんな一幕も…。
自民党 片山さつき財務大臣:「塩谷先生に上がってほしいですよね?」
元衆院議員の塩谷立氏も会場に…。
ガンバロー三唱
「心を一緒にして、ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」
中道改革連合・前職、源馬謙太郎さん
中道改革連合 源馬謙太郎候補(演説):「政局優先、政策は後回しの選挙には真っ向から対峙していかなくてはいけないと思います。与野党伯仲をこの前作っていただきました。このまま行こうではありませんか」
新党の一員として、選挙戦を迎えました。中道改革連合の前職、源馬謙太郎さん。
中道改革連合 源馬謙太郎候補(取材に):「まだ(党が)できたばかりなので、浸透しきれていないと思います。中道改革という私たちの新しい軸の思いと、理念やその目的なんかも、皆さんに一人一人訴えていきたいなと思います」
無党派層が多い選挙区だからこそ、選挙スタイルは変わらずに…。
一方で、選挙戦初日の夜。JR浜松駅前で開いた出陣式には、大勢の人が集まりました。ここでは、大きな変化が。マイクを握ったのは、公明党の幹部です。
公明党 谷合正明参院会長(演説):「選挙区は源馬謙太郎。比例区は中道です」
選挙直前に手を組んだ、立憲と公明。公明は小選挙区から撤退した一方で、比例名簿では上位に優遇されています。
同じく応援に駆け付けた、立憲の元幹事長は…。
中道改革連合 小川淳也元立憲幹事長:「私が党幹事長だった時、国際局長として党の国際関係を一手に引き受けてまとめ、前に進めてきた男です。国際社会が不穏当な今、必要なのは安定した国際社会との関係を作っていける貴重な人材、源馬謙太郎ではないでしょうか(聴衆:そうだー!)」
中道改革連合 源馬謙太郎候補(演説):「わざわざ浜松に応援に来てくださいました。うれしいのですが、これは私の情勢が大変厳しいからです。中道の旗の下に我々も、そして公明党からも集って、大きな軸になりました。この軸が中心になって、今のおかしな政治は変えていきたいと思います」
共産党・新人 村田優哉さん
県内の候補者26人で最年少、唯一の20代です。共産党の新人、村田優哉さん。
共産党 村田優哉候補(演説):「中道の登場によって、この静岡8区の政治情勢はすっきりしたと思っているんです。自民党政治を変える。そのようなことを言える候補が誰かと言いますと、私、日本共産党の村田優哉しかいないじゃないですか」
内政・外交ともに、「高市政権には展望がない」と批判。最低賃金の1500円への引き上げや、消費税の一律5%への即時引き下げを訴えます。
共産党 村田優哉候補(取材に):「皆、暮らしが本当に大変なので、最低賃金をどうするのか、消費税をどうするのか、物価高に負けない浜松にしていきたいと思っております」
参政党・新人 神田綾乃さん
選挙直前に立候補を決めました。参政党の新人、神田綾乃さん。
参政党 神田綾乃候補(演説):「失われた30年で一家の大黒柱の賃金が上がらなくなった分をお母さんの労働で賄っている。女性も輝く社会進出だと政府はうたってきましたが、本当に輝いているのでしょうか」
母親目線をアピールし、15歳までの子どもに毎月10万円給付すると主張。去年の参院選、参政は浜松市中央区で4万3000の比例票を集めています。
参政党 神田綾乃候補(取材に):「昔みたいに、頑張れば報われる。将来に希望を持って子どもたちが進んでいける日本にしていきたいです」
県内最大の激戦区とも言われる、静岡8区。衆院選は、2月8日投開票です。
