今年から中学生も参加 地場産品をテーマに子どもの夢を実現 「しずおか夢デザインコンテスト」表彰式が静岡市で実施
多くの地場産品がある静岡市では、地場産品をテーマに子どもの夢を実現するコンテストが2003年から行われています。10日、2026年の入賞者に対する表彰式が行われました。
「しずおか夢デザインコンテスト」は、静岡市内の小学3年生から6年生を対象に「あったらいいな」と思う地場産品のアイデアを募るコンテストです。
このコンテストは静岡の地場産品の振興を目的に当時の静岡信用金庫(現在はしずおか焼津信用金庫)などが2003年に始めました。応募者は家具や仏壇、プラモデルなど、静岡の地場産品の15の分野から作品を考え、デザイン画で応募します。
今回から変わったのが、中学生も応募できるようになった点です。
背景には応募者の減少がありました。以前は学校の授業の中で、このコンテストを取り上げたりしていたそうですが、小学校の学習指導要領が変わった影響で、それが難しくなったということです。2022年から右肩下がりの応募者を増やそうと、今回、中学生の応募が認められました。
また、中学生から「参加したい」という声が多かったというのも、枠を広げる要因となりました。小学校の時に応募した児童たちが中学生になり、「小学校の時とは違うアイデアで勝負したい」という生徒が多かったということです。
今回、小学生の応募者は3712人で前年とほぼ同じですが、中学生から1037人の応募があったため、前回より応募者が大幅に増えました。
10日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡では、入賞者への表彰式が行われ、「特別賞」の10人ら、入賞者が表彰されました。
このコンテストの最大の特徴は特別賞10点に選ばれると、実際にアイデアが製品になるという点です。現在、発案者の小中学生と、地元の職人さんがタッグを組み、製品化に向けて作業中だということです。
特別賞10人のうち、3人が中学生。ファンタジックな小学生のアイデアに比べ、中学生は実用化を意識した作品が多いのが特徴です。
製品化された特別賞の作品は3月23日~4月24日まで、しずおか焼津信用金庫本店1階のギャラリー「ゆめ空間」で展示される予定です。