老朽化で学校や公営のプールの存続が危機に 静岡市水泳協会が市長に要望書 静岡市には4年間プールが使えない小学校も

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設備の老朽化により各地で学校や公営のプールが存続の危機に瀕しています。

静岡市水泳協会 杉山勉会長
「市長の方に要望書ということでお願いしたいと思います」

 静岡市に対応を求めたのは市の水泳協会です。

西豊田水泳スポーツ少年団 良知浩コーチ
「老朽化した学校プールの維持管理についてですね多額の費用がかかっているということ。将来的に小学校のプールが使えなくなってくるのではないかと」

 各地で問題となっている公営や学校プールの老朽化。

 富士市では2月、年間10万人が訪れ「市民プール」として親しまれている富士マリンプールで施設の損傷が見つかり、市がこの夏の営業を
取り止める方針を決めました。

 オープンからおよそ30年。

 老朽化で大規模な改修が必要なことから、存続か廃止かが検討されています。

坂井剣一郎記者
「床を見てみますと剥げている箇所があり裸足で踏むとけがをする恐れがあるということです」

 静岡市の清水小学校でも老朽化に悩まされています。

静岡市教育委員会事務局 菊島剛参事兼課長補佐
「プールサイドだとかプールの水槽の表面の劣化を手にかけていかなければいけないので、補修して子どもさんがけがをしないように修繕をして使っていく」

 造られてすでに60年以上。

 床ははげ手すりはさびています。

 また、2022年の台風の浸水被害でプールの水をきれいにする「ろ過機」が故障。

 子どもたちは4年間、学校のプールを使用できていません。

静岡市教育委員会事務局 菊島剛参事兼課長補佐
「同じ時代に作られた建物施設が多いので、同じようにダメになって いく速度が速いので老朽化が進んでいっているという実感があります」

 清水小学校は、近くにある民間のスポーツクラブのプールを利用してしのいでいますが使用料が重荷になっています。

 静岡市は少子高齢化に伴い学校施設全体の見直しを行っていて、難波市長は「10年間で学校の 老朽化に伴う改修費用は1000億円に上る」と苦しい財政状況を明かしました。

静岡市 難波喬司市長
「民間のプールがある。それから市が持っている公共施設のプールが幾つかあるし、それの中でどういうその使い方をやっていくかという全体の中でを考えていかないといけない」

清水小学校
清水小学校