梅雨を前に大丈夫? 雨どいもピンチ 屋根の防水シートも入手困難 異常事態続く“ナフサショック”
堀優奈アナウンサー:「雨水を流すための設備“雨どい”。いま、ナフサの供給不安の影響から、在庫が少なくなっているといいます」
石油由来のナフサから作られる「ポリ塩化ビニル樹脂」でできた雨どい。静岡市内を中心に、県内で屋根のふき替えや塗装、修理などを行っている「Male(メイル)」では、梅雨シーズンを前に、その「雨どい」が入手できず、工事が滞っています。
Male 小林雄斗代表「こちらが雨どいです」
堀アナ「通常と比べて在庫の量は?」
小林代表「大体いつも5ケースくらいは倉庫で保管しているが、今は1ケースとバラしかない状態です」
堀アナ「これまでこういう状況はあった?」
小林代表「いや、初めてですね」
こちらの会社に現在ある雨どいの在庫はおよそ20本。通常時と比べ3割ほどしかありません。1カ月ほど前に発注はしたといいますが、今も入荷していない状況が続いています。
Male 小林雄斗代表:「現に今、雨どいの全部交換の依頼が来てるが、いつ入るかわからないので、お断りさせてもらっています」
梅雨シーズンを前に雨どい交換の受注は入っているといいますが、資材不足により、思うように工事が受けられない状況に。さらに、仕入れ価格にも影響が…。
Male 小林雄斗代表:「(仕入れ値が)7月1日から20%以上値上がりとは聞いている。もしかしたら30%ぐらい上がってしまうのでは」
繁忙期を襲う、資材不足と値上げのダブルパンチ。代表の小林さんは工事費用に価格転嫁せざるを得ないと話しますが、頭を悩ませているのは雨どいだけではありません。
Male 小林雄斗代表:「こちらは防水紙で、ルーフィングという材料。これが今、結構制限がかかって、こちらも今、納期未定の状態になっている」
ルーフィングと呼ばれる屋根の防水シート。こちらも在庫が不足し、入手が困難になっているといいます。
堀アナ「去年、牧之原の突風被害で屋根が飛ばされたところもあったが、もし仮に今回の台風でそういった被害があった場合、ルーフィング材がないとどうなる?」
小林代表「そもそも施工ができない状況になってしまう」
これからのシーズンに必要不可欠な住宅設備にも影響を及ぼしている“ナフサショック”。工事がストップしかねない異常事態が、今後も続いていくのでしょうか。
Male 小林雄斗代表:「もう現場を回したい。お客さんも困っているので、資材がとにかく早く入ることを望んでます」