「待機児童」0人でも「隠れ待機児童」181人 見かけ上は残り枠1875人でも「現実的でない」 静岡市
静岡市は30日、保育所に入れない「待機児童」が0人だったと発表しました。一方、希望する園に入れないなどの理由から園に入れないいわゆる「隠れ待機児童」は181人でした。
静岡市によりますと、4月時点の入園枠数は1万5314人で、1875人分残り枠があるものの、希望する園ではないなどの理由で園に入れないいわゆる隠れ待機児童が181人いるということです。また、年齢ごとに必要な保育士の数が決まっていて、1人の保育士が担当できるのは、5歳児なら25人ですが、1,2歳児は6人しか見ることはできません。また、0歳児は年度途中に申し込みが発生するので、一定の枠を残しておく必要があります。このため、見かけ上は1875人の残り枠があっても、現実的な数字ではない、と言います。
静岡市は「将来の人口減少を考えると、中期的には過剰供給となり施設の維持修繕費など将来への財政負担が生じる恐れが考えられる。私立保育所などに対して、保育士を確保するための人件費の助成を行うなどして、入園枠数を増やしていきたい」としています。