大詰め…静岡県議定数削減 自民「2減」にふじのくにも賛成 公明は伊豆・伊豆の国の合区に否定的「人口が少ない地域の声が届かない」 静岡
永田町で進む、議員定数削減の議論。来年春の統一地方選を前に、静岡県議会にもその波が。3日午後、静岡県庁で開かれた委員会。去年の国勢調査の結果をもとに検討した、各会派の「削減案」が提示されました。選挙戦略にも直結する議論で、それぞれの思惑が交錯。最大会派の自民改革会議は二転三転の末に、3日を迎えました。
自民改革会議 藤曲敬宏県議(6月):「静岡県全体としての議員定数は67人とする」
2カ月前に提示したのは、現在の定数68から、浜松市で「1減」とし、中央区を衆議院の静岡7区と8区で分割する案でした。しかし、7区と8区での分割は、「法的な問題が払拭できない」として断念。浜松市中央区は分割せずに「1減」とし、さらに、伊豆市と伊豆の国市を合区として、「1減」に。今より2議席減らし、「定数66」とする修正案を提出。
同じく「2議席減」を主張する、ふじのくに県民クラブも自民の案に賛成しました。
ふじのくに県民クラブ 四本康久会長:「自民案もベストではないが、なるべく早く決めないと今後に響いてくるから早めに賛成した」
一方で、定数を68のまま維持すると主張する公明党県議団は、伊豆市の合区に否定的で、「持ち帰って検討する」としました。
公明党県本部 早川育子幹事長:「どうしてもその定数を削減の方向にいくと強制合区という話になり、人口の少ないところの意見がなかなか反映されにくくなるという心配がある」
県議会の定数削減案は、来週にも委員会で決定され、9月定例会での成立する見通しです。
選挙区等調査検討委員会 相坂摂治委員長:「ようやくきょう自民改革会議から一定の見解が示されて、他会派からも同意を得ることができたので、きょうは一定の進展があったのではないかと感じている」