清水エスパルスJ1では2021年以来4年ぶりの3連勝 アウェーでFC東京を破る

 GW前半戦最終日、アウェー・味の素スタジアムに駆け付けた、オレンジサポーター。

 3連勝を目指す、エスパルス。

 前の試合の先発からセンターバックの蓮川が外れ、
ボランチの宇野をセンターバックで起用する、“イレギュラー”な布陣に。

 対するFC東京は、ロングボールを織り交ぜながらの攻撃。

 宇野の背後を狙われ、ピンチを招きます。

 ここは沖が冷静に対応し、宇野のミスをカバーします。

 前半24分、エスパルスのコーナーキック。センターバックの宇野がボールの元へ。

 ニアへの速いボールに、合わせたのは、北川。

 エスパルスが、再び試合の流れをつかむと…。

 このまま折り返すかと思われた前半終了間際でした。

 ゴール前で、ブエノがワンツーから、浮き球のスルーパス。

 反応した乾がファールをもらい、PKを獲得。

 キッカーは、エース・北川。

 これで北川は、チームトップの6ゴール目。

 エスパルスが先制します。

 エンドが変わった後半、攻め込まれる時間が続いたエスパルス。

 それでも、センターバックの高橋を中心に、粘り強いディフェンス。

 決定的なチャンスを作らせません。

 すると、後半34分でした。

 弓場の縦パスから、前を向いたのは乾。

 そのまま持ち上がると…、一人交わして…。

 華麗なまた抜きからのフィニッシュは、相手に当たり、ゴールネットへ。

清水エスパルス 乾貴士選手
「股を抜いたのは狙い通りですけど、シュートは当たったのでラッキーです」

 PK獲得の乾が、ダメ押し弾を奪う、“役者ぶり”を見せたエスパルス。
 
 7試合ぶりの無失点勝利で、J1では2021年以来、4年ぶりの3連勝です。

清水エスパルス 乾貴士選手
「3連勝ってなかなか難しいことなので、すごくうれしいですし、全員で勝ち取った3連勝。きょうは思う存分喜びたい」

清水エスパルス 秋葉忠宏監督
「こういう記録はもう勝ってどんどん伸ばすに越したことはないですし、また3日後に国立で、我々のホームで、名古屋戦が待っていますのでもう一度ハードワークできるか、そこが肝になると思いますので、また全員で最高のリカバリーをしたいと思います」

清水エスパルスJ1では2021年以来4年ぶりの3連勝 アウェーでFC東京を破る

栗田アナウンサー
「きょうの県勢の結果です。
エスパルスは
 J1で4年ぶりの3連勝。
続いてJ2です。
磐田はホームで山口に敗れ、
リーグ戦では
 5試合勝利がありません。
藤枝は前半に4点を奪い、
 アウェーで勝利しました。」

試合結果
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