毎年恒例の「大井川港朝市」今年も朝から長蛇の列　しかし当日水揚げされた「生シラス」は不漁のため提供中止に

毎年恒例のこちらも大にぎわいです。焼津市の大井川港では、朝から海の幸を求めて行列ができました。

　２９日焼津市で行われたのは、毎年恒例の「大井川港朝市」。

　イベントは午前８時から。

　ただ、きょうは３０分前の7時半ごろには港を埋めつくすほどの長蛇の列が…。

　端から端までずらりと人が並び、その数は１００人を超えました。

先頭に並んだ人
Ｑ今日何時からきた？

「６時１５分くらい毎年の楽しみのイベント」

列に並んだ人
Ｑ椅子も用意して気合十分じゃないですか

「毎年来ているので大体要領がわかっているので」

斎藤諒アナウンサー
「午前８時をまわり、朝市がオープンしました。オープンと同時にサクラエビとしらすが飛ぶように売れていきます。」

客）釜揚げしらす4つ

客）生、生を２つ。

店員）エビの生？

客）サクラエビ

　サクラエビやシラスはもちろん…。

　マグロや練り物など、静岡が誇る「絶品」がずらりと並んだ会場内はご覧のにぎわい。

　新鮮な海の幸を求めてやってきた人は、午前１０時の時点で１万人を超え、過去３０回の開催の中で、最も多い来場者数となりました。

　しかし、毎年この朝市の目玉となっていた当日水揚げされた「生シラス」は不漁のため、提供中止に。

　そのため…。

斎藤諒アナウンサー
「こちら朝市の目玉の一つである桜えびのかき揚げの販売エリアです。ご覧のように長い列ができていますが、実はつい先ほど完売となってしまったそうなんです」

　もう一つの目玉が、新鮮なサクラエビを使った、アツアツのかき揚げ。

　１０００枚限定で用意していましたが、オープンからわずか３０分で完売です。

焼津市民　5人家族　
「Q何枚買った？」

（母）「全部で16枚買いました。」

（父）「おいしい？」

（子）「カリカリしてておいしい」

漁協　
「今年は生シラスの販売が４日ほど前に中止になりまして、皆さんどの程度来てくれるかと思ったんですけど、昨年と変わらないぐらいの来場者の方が来てくれたので非常にありがたい。