“兄弟”おそろいのグローブで戦う最後の夏…聖隷Cあす15日に西日本短大付(福岡)と対戦
能地優アナウンサー:「いよいよあす2回戦を迎える聖隷。西宮市内のグラウンドで最後の調整を行っています」
福岡代表・西日本短大付属との2回戦をあすに控えた聖隷。
右と左、いずれも強力な相手ピッチャーを想定して、バッティング練習を行っていました。実戦形式の練習では、聖隷のエース・高部がマウンドへ。ブルペンにも入り、ストレートを中心に30球ほどを投げ込みました。甲子園2勝目へ、準備は万全です。
聖隷クリストファー 高部陸投手(2年):「どんどん感覚が良くなっているので、あすに向けてあとはできることをやっていこうと思っています」
去年の夏から3季連続で甲子園に出場している西日本短大付属。ホームランを含む4点を挙げて、延長タイブレークの接戦を制しています。福岡大会6試合で38点、打率3割超えの強力打線が持ち味です。
聖隷クリストファー 高部陸投手(2年):「相手が強打のチームなので、自分が負けないようにピッチングするためにも、強い気持ちを持って相手に向かっていきたいと思っています」

強力打線に立ち向かうピッチャーは、もう1人。高部の先輩、3年生の上田です。
聖隷クリストファー 上田一心投手(3年):「とにかくチームが勝てるように打たせていったりとか、流れを取れるように」
ピッチャーとして、互いを高めあってきた2人。高部のフォームを、上田が確認することもあるそうです。さらにー
聖隷クリストファー 上田一心投手(3年):「野球の面ではもちろん頼れる部分があって、本当に同級生と変わらないというか、そういう部分はあるんですけど、自分と馬が合うというか、気が合う部分が多いので、少し弟というか、兄弟のような感じがします」

“兄弟”で戦う、最後の舞台、甲子園。マウンド上では同じ気持ちで戦います。
聖隷クリストファー 高部陸投手(2年):「上田さんと一緒にできる最後ってことで、自分も上田さんと同じ気持ちを持って戦うためにも、同じ色のグローブでいきたいと思います」
夢舞台では、尊敬する先輩と同じ、赤いグローブで。思いをひとつに、甲子園初出場での2勝目を目指します。
高部陸投手(2年):「自分は思い切ってピッチングするしかない、一人一人に集中して投げ込むしかないと思っています」
