79年前の静岡空襲で患者2人看護師8人が犠牲になった静岡市立静岡病院で慰霊祭
79年前の静岡空襲で患者2人、看護師8人が亡くなった静岡市立静岡病院で慰霊式が行われました。
静岡病院 小野寺知哉理事長:
「いかに看護士さんたちは怖かったでしょう、熱かったでしょう、つらかったと思います。その中で患者さんを守って亡くなられました。その志を私たちは継いでいきたいと思っております」
79年前の1945年6月19日深夜から20日未明にかけて、静岡市では3時間にも及ぶアメリカ軍のB29の焼夷弾投下によって、およそ2000人が死亡。
当時、屋形町にあった静岡病院でも、患者2人と看護師8人が犠牲になりました。
病院では毎年この日に慰霊式を行っていて、19日は看護師や静岡平和資料センターの関係者が出席し、黙とうを捧げました。
その後、慰霊碑に献花し、戦火の中最後まで患者たちの命と向き合った先輩看護師たちの霊を慰めました。