裏に鬼という字を書いた的を矢で撃ち抜き災厄を退散させる伝統の「鬼射」を奉納 静岡・下田市落合高根白山神社

鬼の的を射て厄除けと五穀豊穣を願う鬼射(おびしゃ)奉納が下田市の神社で行われました。
鬼射は裏に鬼という字を書いた的を矢で撃ち抜き、災厄を退散させる伝統行事で、下田市の無形文化財に指定されています。
役者(やくしゃ)と呼ばれる2人の射手(いて)が2本ずつ3回に分けて合わせて12本の矢を放ちます。
見事に的を射抜けば五穀豊穣になるといわれていて、今年は9本が命中しました。
そして、最後に子どもたちが石を的に投げて鬼を退散させました。