2024年度の荒茶の生産量で鹿児島県が静岡県を上回る 静岡県は65年続けて生産量日本一を記録していて2位に転落するのは統計史上初
2024年度の荒茶の生産量で、鹿児島県が静岡県を上回ったことが農林水産省のまとめでわかりました。静岡県は65年続けて生産量日本一を記録していて、2位に転落するのは統計史上初です。
農水省が18日発表した農林水産統計によりますと、静岡県内の2024年度の荒茶の生産量は2万5800トンで、前年度から1400トン減りました。
一方で鹿児島県内での生産量は前年度から900トン増え2万7000トンになり、静岡を上回りました。
荒茶生産量で静岡が1位から転落したのは、1959年の統計開始以来初めてです。
県内では茶葉の価格が低迷し、二番茶以降を摘み控える動きがあった一方、鹿児島県ではペットボトル向けの需要が好調で価格が横ばいで推移したことや、茶葉の生育が良好だったことなどが要因だということです。
