浜松フラワーパークで新しい品種の桜「浜名湖桜」が誕生 民間企業が協力して桜の保全活動を実施

四季折々の風物詩を守る取り組みの一環として、浜松市では民間企業が協力して桜の保全活動が始まっています。
●和田佳代子記者:
「160品種1700本の桜が植えられている浜松フラワーパークで、新しい品種の桜が誕生したということです」
桜が見頃を迎えている浜松フラワーパーク。新品種の「浜名湖桜」は大輪で花びらの色が濃いのが特徴です。
●浜松フラワーパーク 田中克明管理課長:
「どんどん大きくなって、綺麗な花が咲いているのでこれは新しい品種として名付けても良いと思った」
施設では美しい桜を後世に残すため、年間およそ35本を植樹しています。
こうした保全活動を大手ビールメーカーのキリンが支援しています。キリンビール「晴れ風」の売上の一部を、活動に取り組む全国の自治体などに寄付するものです。
施設では老朽化した品種の保全や新品種の拡大のために寄付金を活用する方針です。
●浜松フラワーパーク 田中克明管理課長:
「自分たちで植えるのはなかなか限界があるので、すごく感謝している。これからも末長くお客様に楽しんでいただけるよう努力していく」