静鉄グループが過去最高益を更新 2期連続で増収増益 2024年度連結決算
静鉄グループの2024年度の連結決算は、2期連続で増収増益となり、過去最高益を更新しました。
静岡鉄道によりますと、2024年度の営業収益は1838億9500万円で、前の年度と比べて8.1%増えました。
自動車販売事業で高価格帯車種の販売が増え、人流の回復に伴ってビジネスホテル事業の稼働率と客室単価が上がったことなどが背景にあるとみられます。
営業利益は55億1400万円。経常利益は52億1200万円。純利益は43億5700万円といずれも大幅に増加。営業収益とこれらの利益はいずれも連結決算の過去最高を更新しています。
トランプ関税の影響については、「直接的な事業への影響は限定的だとする一方で、為替の変動によるエネルギー関連や、ガソリン、金利の上昇は懸念として残る」としています。
