150年以上の歴史ある小学校の最後の1年　次々と「思い出づくり」を企画…第1弾は「宝探しゲーム」　静岡・磐田市

　歴史ある静岡県磐田市の小学校が今年度で閉校します。最後の年を笑顔で彩ろうと子どもたちが思い出作りに動き出しました。

　明治６年（１８７３年）創立で１５０年以上の歴史を持つ磐田市立岩田小学校。来年春、周辺の学校との統廃合で閉校となる予定です。１２日は４年生から６年生の１５人でつくる「笑顔あふれる岩田小チーム」の主導で、思い出づくりの企画第１弾「宝探しゲーム」が行われました。

　９２人の全校児童を２つのグループに分け、今週と来週の２日間で実施します。

児童「あった！やった！あった！」

　見つけたのは、宝物よりもっと大切な“友達との思い出”です。

小学６年生：「みんな笑顔で一生懸命宝を探していたから、それを見て楽しいと思った」

小学６年生：「１個も見つけられなかったけど、他の子はたくさん見つけてすごいなと思った。」

　有志チームは今後も記念誌や記念Ｔシャツづくりなど、さまざまな思い出作りに取り組んでいく予定です。