近年広がりを見せている「ブラックフライデー」 静岡県内でも商戦が本格化
近年、広がりを見せている「ブラックフライデー」。静岡県内でも商戦が本格化してきています。
◆ 客:
「この値段ならもう1個買っちゃおうかなと」
◆ 客:
「楽しみでもある」
「ブラックフライデー」はアメリカ発祥で、11月第4木曜日の「感謝祭」の翌日の金曜日から大規模なセールが始まり、小売業界が“黒字”になることから名づけられたといいます。
近年、国内でも多く企業がブラックフライデーに参戦。JR東海ツアーズは新幹線や宿泊がセットになったお得なプランを販売。大手通販サイトの楽天市場も今日からセールを実施します。
そうしたなか、静岡市ではー
◆ 大場舞桜アナウンサー:
「衣料品売り場に来ました。こちらのコート、半額と書いてあります。これからの時期に使えるものが半額というのが半額というのはうれしいですね。」
1万円のコートが半額! キャリーケースも半額! 2万円の羽毛ふとんも半額!
総合スーパーのイオンでは20日からブラックフライデーセールを開催。
2016年に国内で先駆けてイベントを開始したイオン。10年目となる今年は円安や物価高を考慮した展開をしていくといいます。
◆ 静岡市民( 30代女性):
「おもちゃと子どもの服(目当て)で来た。半額くらいになっていて、すごいかわいくて買おうってすぐ決めた」
◆ 静岡市民( 60代女性):
「スーツケースを探していたので、ちょうどいいかなと」
Q.全て半額となっているが?
「ちょっと迷っちゃう」
◆ 静岡市民( 60代女性)
Q.これは何用?
「孫のクリスマスプレゼントです。」
Q.まだ11月だが?
「きょうブラックフライデーで安いので、早く買っておこうと思った。」
また食料品コーナーにはこんな商品も・・・
◆ 大場アナ:
「お惣菜売り場にやって来ました。こちらでは、ブラックフライデーにちなんだ、お弁当があるそうです。」
ブラックフライデーにちなんだ、「黒すぎる海苔弁当」。その名の通り“いかすみ”入りソースがかかった白身魚のフライ、ヒジキや昆布の佃煮、おかずのみならず、ごはんも“黒米”を使用していてブラック尽くしのお弁当です。
◆大場アナ:
「(白身魚食べる)このソースがイカスミソースという事もあってすごくコクがある。フライによく合いますね。/見た目とってもインパクトあるが、中身はそれ以上にとってもおいしいのり弁です。」
様々な物の価格が高くなってきている中、お得な商品を詰め合わせたお楽しみ袋の販売や、国産黒毛和牛もセールの対象になるなど、工夫をしているということです。
日本でも独自の進化を見せる「ブラックフライデー」。専門家は・・・。
◆ニッセイ基礎研究所 久我尚子上席研究員:
「11月のこの時期に消費者は『ブラックフライデー』があるという認知度が高まっていて、消費者の購買意欲が高まっている」
最近ではセールの種類や商品の数も膨大な量となり、何がお買い得なのかAIに聞く動きも出ているといいます。
◆ニッセイ基礎研究所 久我尚子上席研究員:
「もう選びきれないほどモノがあふれた消費社会ですので、生成AIとの会話で商品を選んでいく時代になってきている」
