【袴田事件】再審公判は最大の法廷での審理、別室でのモニター設置を 江川紹子さんら要望「国民の関心にこたえて」
10月27日に静岡地裁で初公判が開かれる袴田事件の再審について、ジャーナリストの江川紹子さんらが多くの人が傍聴できるよう地裁に要望しました。
13日午後、江川さんら司法情報公開研究会のメンバー4人が、静岡地裁に要望書を提出しました。27日に開かれる袴田事件の再審初公判で、静岡地裁は2番目に傍聴席の数が多い202号法廷での審理を予定しています。研究会は、今回の再審は歴史的にも社会的にも意義が大きいなどとして、地裁で最大の201号法廷での審理と別室にモニターを設置し傍聴するビデオリンク方式の導入を求めました。
江川紹子さん:「袴田事件というのは死刑再審という特異な事件。そういうところに集まっている関心にちゃんと裁判所は応えてほしい。それに応えてこそ、国民に開かれた司法と言える」