大規模災害時の知事の対応方針を明確にすることなどを求める決議案を可決 静岡県議会
能登半島地震の際の川勝知事の対応を巡り、静岡県議会の総務委員会は、大規模災害時の知事の対応方針を明確にすることなどを求める決議案を可決しました。
川勝知事を巡っては、能登半島地震の発災から3日後に行われた、オンラインの被災地支援会議を欠席し、同じ時間帯に行われた地元メディアの新年のつどいに出席したことなどが、県議会で問題視されています。
これを受け総務委員会は8日、発災直後の知事の対応について一部の県民から不安の声が寄せられているとして、県外で発生した大規模災害時の対応に関する決議案を全会一致で可決しました。
決議案では、知事に対し責任ある行動を取ること、県当局に対し知事に適切に助言すること、大規模災害が発生した場合の知事の対応方針を明確にすることを求めています。
この決議案は18日の本会議最終日で採決されます。