トラックドライバーの不足を見据え…飲料メーカー・ネスレ日本が鉄道輸送を広げる 静岡・島田市
大手食品・飲料メーカーのネスレ日本がトラックドライバーの人手不足から来る「2024年問題」を見据えて、鉄道を使った中距離輸送を始めました。
ネスレ日本は国内に工場が3つあり、静岡県の島田工場からは主に関西方面へと商品が届けられています。これまで長距離の場合は貨物鉄道が中心で、島田から関西方面など中距離の場合はトラックで輸送していましたが、いわゆる「2024年問題」などを見据えて、2月からは中距離でも鉄道輸送を一部取り入れたということです。
ネスレ日本の担当者は「トラック業界は人手不足が懸念されているので、業界の一助になれば」と話していました。