梅田川の水門が開かなくなった原因を早急に究明するよう焼津市長が静岡県に要請
台風10号に伴う大雨で閉鎖した水門が開かなくなった問題で、焼津市が静岡県に早期に原因を究明するよう求める要望をしました。
8月台風10号の影響で焼津市八楠では道路が冠水し、店舗の床上浸水や車が立ち往生するなどの被害がありました。
当時、島田土木事務所は静岡県が管理する二級河川・梅田川の水門を逆流を防ぐために閉鎖しましたが、その後開かなくなるトラブルが発生。
県は11日現地調査を行いましたが、現時点で原因はわかっていません。
13日午後、焼津市の中野弘道市長は原因の早期究明と迅速な対策の実施を県に要望しました。
焼津市 中野弘道市長:
「平成29年(2017年)以来操作の方法が変わっていない。もう一度この操作手順を河川法に従ってしっかりとやっていただきたいという旨は、常々申し上げていたが、そこができていなかったのではないかなということで」
県は、今後水門の閉鎖と浸水被害の因果関係についても検証するとしています。