横転事故から1年 地元区長らが山車運行の安全対策を市長に報告 静岡・伊豆の国市

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 静岡県伊豆の国市で、1人が死亡、13人が重軽傷を負った山車横転事故からまもなく1年。11月の祭り開催を前に地元の区長らが山車運行の安全対策を市長に報告しました。

 2023年11月3日、伊豆の国市の広瀬神社例大祭で山車が横転し、当時72歳の男性が死亡、13人が重軽傷を負いました。

 23日、山車を運行する田京区の区長らが伊豆の国市役所を訪れ、山下正行市長に伊豆中央警察署と協議して作成した、安全対策マニュアルを手渡しました。

 マニュアルには山車を運行する方法や緊急停止の手順、運行前のチェックリストなどが盛り込まれています。さらに山車のうしろ側にブレーキ用のロープを2本追加。

 そして今年は坂道での運行をやめて、平らなルートに変更した他、線路を渡るときは乗り手が山車から降りることなどを決めました。

●伊豆の国市田京区 小野和彦区長:
「とにかく今年は安全第一で事故のないようにお祭りを進めたい。その一心です」

 広瀬神社例大祭は11月3日に開催されます。