自動運転バスの導入に向けた実証実験が7日から開始 静岡・沼津市
自動運転バスの導入に向けた実証実験が7日から静岡県沼津市で始まります。6日は関係者の試乗会が行われました。
沼津市は2027年度にJR沼津駅南口から沼津港まで、およそ2キロの区間で自動運転バスのサービス導入を目指しています。
市が主体の実験は2023年に続いて2回目で、2024年は定員15人と前年より大きな車両を使用。速度も一般の路線バス並みの最高時速、およそ40キロに設定しました。
●難波亮太記者:
「バスに取り付けられたセンサーやカメラで人や車を認識しています」
また衛星などから位置情報を受け取り、設定されたルートから外れることなく走ります。危険回避のために運転手はいますが、ほとんど出番はないまま沼津駅から沼津港までおよそ10分で到着しました。
●沼津市まちづくり政策課 風間一毅交通政策室長:
「まだまだ課題は多いとは思いますけど、この実証運行を通じて課題を解決してドライバー不足に寄与する自動運転実装に向けていけたらいいと考えています」
実験期間は7日、8日と13日から15日までの合わせて5日間。運賃は無料で1日10便運行されます。