浜松市議会が再審法改正を求める意見書を可決 県内の全議会で同様の意見書を可決したのは全国初
袴田巌さんの再審開始までに長期化したことから、浜松市議会は再審法改正を求める意見書を可決しました。これで全国で初めて県内全ての議会で可決したことになります。
浜松市議会が可決した意見書は、10月に無罪が確定した袴田巌さんの再審開始までに40年以上かかったことなどから、えん罪被害者の早期救済を念頭にした法整備を求めています。
内容的には捜査機関からの全面的な証拠開示の制度化や、再審開始決定に対する検察官の不服申し立て禁止などを挙げています。
これで静岡県内全ての議会で同様の意見書が可決されたことになり、県内の全議会が意見書を可決したのは、静岡県が全国で初めてだということです。