車を運転中にスピード違反 静岡県教育委員会が県立高校の校長ら3人を戒告処分に

 車を運転中にスピード違反をしたとして、静岡県教育委員会は県立高校の校長ら3人を戒告処分としました。

 県教委によりますと県東部の県立高校の男性の校長(58)は、2024年5月、自家用車で制限速度40キロの埼玉県秩父市の道路を時速77キロで走行。速度違反自動取締装置で検知され、免許停止30日の行政処分と罰金7万円の刑事処分を受けました。

 校長は制限速度80キロのバイパスから道路に進入したとし「標識を見逃し、そのままの速度で走れると勘違いした」と話していて、1月23日付けで戒告処分を受けました。

 この他、県西部の中学校に勤務する男性教諭(48)と小学校に勤務する男性教諭(64)についても、制限速度を30キロ以上上回るスピードで走行したとして、1月22日付けで戒告の処分としました。

 池上重弘教育長は、「再発防止に向けて交通規則の遵守徹底を改めて促す」とコメントしています。

静岡県庁
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